19. 木枠目覚まし 【倉敷時計】
資料 1 黒檀材と桐材の目覚時計
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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倉敷機械工業 (岡山県倉敷市?) |
昭和21〜23年頃(推定) | - | 毎日巻き、目覚付、木枠 |
倉敷時計は極まれに小型の丸掛時計(テンプ式)や置時計を見るものの、会社の素性もわからず謎の多い時計です。 このたび、倉敷時計の関係者(倉敷市内で時計店を営んでいた故人:佐藤一級技能士)が保存していた目覚時計三個と部品、加えて工場内風景とみられる写真が二枚見つかりましたので、 ここに掲載します。
また、時計と共に来歴を以下の通り伝承いただきました。
終戦後、倉敷紡績の敷地内にあった子会社の倉敷機械工業が三菱水島製作所で製造していた飛行機の残り材料を使い置き時計を作った。
- 生産部門の技術者として入社
- 生産開始 昭和21年(1946) 4月15日
- 解散 昭和23年(1949) 6月
- 月産1000台目標
ホブ盤なし、ゼンマイ、ヒゲ、天府は仕入れ。 全数を大阪の問屋へ卸していた。
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この997が製造番号と思われる。 裏蓋とケース底の番号が一致するのが正解であれば、裏蓋は入れ替わっている可能性あり。
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資料 2 部品
資料 3 写真
資料提供:きもとさん
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