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戦前戦後

19. 木枠目覚まし 【倉敷時計】

資料 1 黒檀材と桐材の目覚時計

KURASIKI TOKEI 目覚まし

黒檀材

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
倉敷機械工業
(岡山県倉敷市?)
昭和21〜23年頃(推定) - 毎日巻き、目覚付、木枠

倉敷時計は極まれに小型の丸掛時計(テンプ式)や置時計を見るものの、会社の素性もわからず謎の多い時計です。 このたび、倉敷時計の関係者(倉敷市内で時計店を営んでいた故人:佐藤一級技能士)が保存していた目覚時計三個と部品、加えて工場内風景とみられる写真が二枚見つかりましたので、 ここに掲載します。

また、時計と共に来歴を以下の通り伝承いただきました。

終戦後、倉敷紡績の敷地内にあった子会社の倉敷機械工業が三菱水島製作所で製造していた飛行機の残り材料を使い置き時計を作った。

KURASIKI TOKEI 目覚まし

桐材、裏蓋に 138 の焼印あり

ケース底の刻印

997番

この997が製造番号と思われる。 裏蓋とケース底の番号が一致するのが正解であれば、裏蓋は入れ替わっている可能性あり。

機械

地板に左上に刻印あり

倉敷時計 全三台

桐ケースは裏蓋にそれぞれ 138 , 1328 の焼印あり
黒檀ケースにはNO(数字)は無し

資料 2 部品

文字板とヒゲゼンマイ

文字板には KURASIKI TOKEI JAPAN とある

資料 3 写真

工場内風景 1

手前に桐枠の目覚時計がある

工場内風景 2

組み立て工程か?

資料提供:きもとさん

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