27. 新宿駅 壁時計丸街頭時計
昭和初期の新宿駅。 新宿に鉄道が通ったのは明治18年である。 当初は東京の辺境の街であり駅近辺にはまだ草原が広がっていて乗降客も少なかったが、 私鉄の乗り入れとともに東京中心部と郊外を結ぶ地点としてクローズアップされるようになる。
写真は青梅街道口駅と甲州街道口駅の二つをまとめ、関東大震災後の大正14年に完成した新宿新駅である。 駅舎の壁には八角型の壁時計があり、また手前にはポールの丸街頭時計が可愛いらしい。 当時本格的に普及し始めたボンネットバスもレトロでかっこいい。 絵葉書のキャプションから昭和初期には新宿は急激な発展を遂げていたことがわかる。
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