6. 中型上平金(石原町工場)
| メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 | 
	| 精工舎 (東京市本所区石原町工場)
 | 明治25年〜26年 | 文字板十吋 全高56p
 | 八日持 打方付、
		手書き文字板 | 
出ました、十吋。
千葉県のK様が初出しな状態でリサイクル業者より入手されたものをご自身でオーバーホールされ、
その画像を送っていただきました。
掛金、振り竿、巻鍵以外は完全オリジナルと思われます。
貴重な資料です。
オーバーホール前の写真
手書きペイント文字板
商標は鍵Sのみ(TRADE MARK なし)
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焼けてはいますがオリジナルのペイントが良く残っています。
文字板裏側
昔の人の指紋があちこちに確認できます
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文字板が枠から外れかかっていたため、何箇所か修理(再固定)した後の写真です。オリジナルの文字板に間違いありません。
振子室
PENDULUM OCTAGON
EIGHT- DAY
CLOCKS,
MANUFACTURED BY THE
SEIKOSHA
ISHIWARA-HONJIO
TOKYO,JAPAN
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ラベルの SEIKOSHA のOの上に - があるタイプです。
鈴台と振子
SEIKOSHA TOKYO JAPAN
振子の直径は64mm
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鈴台は銘入りですが、型の精度が悪かったのか後年の柳島時代のそれとは雰囲気が違います。
機械全体
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機械はぜんまいがいっぱいに捲かれた状態で不動、機械をケースに止めているネジは穴が四つでズレておらず、
何年もさわられてない様子。オリジナルの機械とみて間違いなさそうです。
機械拡大
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機械拡大
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分解開始 1
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分解開始 2
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分解開始 3
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分解開始 4
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分解開始 5
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- 写真45、打3番車はカムピンが曲がりカナピンが飛びだしています。
- 写真46、地板の厚みは1.6mmです。
- 写真47、数取歯車の歯先は磨耗で先端が丸まっています。
- 写真48、風切羽根は短めです。
各部清掃
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組み立て
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