13. 第廿七號 小型花(柳島工場製)
資料1: 扇Sに「登録商標」の文字入りの文字板
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| メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 | 
|---|---|---|---|
| 精工舎 (東京市本所区柳島町) | 明治31年頃 | 文字板八吋 | 八日持 打方付 手書き文字板 (扇Sマーク、「登録商標」の文字入り) | 
扇Sマーク手書き文字板の時計です。
文字板の扇Sの上の「登録商標」の文字が珍しく、また下のほうにも花文字でSeikoshaとありこれも珍しいです。
文字板の商標が扇Sマークの場合は、通常、振子室のラベルも同じ扇Sマークのラベルのはずですが、
この時計はどういうわけかSEIKOSHAの太文字タイプのラベルでこの取り合わせも大変珍しいです。
この手書き扇S文字板は扇Sが商標登録された扇S文字板の最初期のもの(明治31年頃)と考えられ、
文字板が後年に入れ変わってる様子はありませんので、この時計は扇Sが商標登録された初期の時計で
時代は明治31年頃と思われます。
|   文字板扇Sマーク8吋手書き |   扇Sマークに「登録商標」の文字花文字でSeikosha | 
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資料2: 扇Sラベル 明治30年代前期
こちらは、表面に紙文字板を貼られてオリジナルの顔を確認できませんが、文字板自体はオリジナルです。
振子室のラベルは扇Sマークであることが確認できます。
扇Sラベルには金彩飾枠が細いタイプと太いタイプの二種類あることが確認できていますが、
このラベルは金彩飾枠が細いタイプです。
オリジナルの文字板の裏には明治38年の修理歴記入が有り、30年代前半の製品と思われます。
|   文字板8吋
		(紙文字板に変わっている) |   掛け金幅広・二本の木ネジ | 
|   機械地板の角が丸い、刻印ナシ |   振子室ラベル扇Sマーク金彩細枠ラベル | 
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