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アンチモニー枠 毎日巻機械

29. 鳥と蜂 【精工舎】

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No.806 イブシ鳥と蜂

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
精工舎
SEIKOSHA
大正中期 高 四寸
巾四寸
文字板ニ吋
毎日捲きビー機械、アンチモニー側

大正初期から昭和13年の銅使用制限規則交付まで長く続いたモデルです。 デザインの手本としているのはアンソニア(米)の製品と思われ、当時の精工舎のカタログ図版はアンソニアのカタログをコピーしたものを掲載しています。 よって、カタログと実物では枝ぶり、鳥の首の角度、足の開き方、蜂の羽の開き方、などデザインがあちこち異なります。 全体としては精工舎製のほうがデザイン的におとなしい、落ち着いた感じです。 完全コピーとせずに、わざわざ微妙に変えた意図を聞いてみたいですね。 イブシと流金の二種類あったようですが、販売数が少なかったのかどちらも現存数が少ない印象です。

Movement

機械には商標刻印がありません。

当時のカタログより

No.806 イブシ鳥と蜂

文字板 二吋
高さ 三寸八分 巾三寸六分

精工舎 大正2年7月のカタログより

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