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アンチモニー枠 毎日巻機械

21. 戦車 【精工舎】

No.539 イブシ戦車

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
精工舎
SEIKOSHA
昭和9〜13年 高 三寸三分
幅 五寸ニ分
文字板ニ吋
毎日捲きビー機械、アンチモニー側

一目で製造年代が想像できる、精工舎の昭和12年頃の作品。
同年代の戦争系シリーズには他に「No.428 イブシ野砲」「No.427 イブシ旭光(軍艦)」があります。 製造期間は短かったようで、どれもあまり見かけることはありません。 この戦車のモデルは、世界で初めて全周回型旋回式砲塔を搭載し第一次世界大戦で活躍したルノーFT(Faible Tonnage:軽量)かその派生系と考えられます。 砲台がちょっと短く感じますが、これがオリジナルの姿のようです。

最近、この時計のリプロ(最近になって複製されたもの)が出まわっているようです。 オリジナルと間違うことのないよう気をつけてください。

正面

当時の資料

No.539 イブシ戦車

昭和12年カタログより

精工舎の時計 いつも正しい

読売新聞 昭和12年12月4日より

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