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アンチモニー枠 毎日巻機械

7. 双犬 【精工舎】

No.826 双犬 流金

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
精工舎
SEIKOSHA
大正初期〜大正12年頃 高 五寸八分
幅 四寸七分
文字板二吋
毎日捲きビー機械、アンチモニー側

明治の開国によって、多くの欧米人が日本へやって来るようになりましたが、それに伴って洋犬も入ってきました。 大正時代になると、特に政財界の人々がポインター等の欧米犬を好んで飼育したそうです。 大正2(1913)年には、国民新聞社の主催で日本で最初のドッグショー(犬の展覧会)が東京上野の精養軒で開催されました。 そんな時代を象徴するような、置時計「双犬」です。 流金アンチモニーケースは重厚でデザインも凝っていて、値段も大正10年で九円三十銭と非常に高価。 アンチモニーといえども美術工芸品ですね。

所有者のお話では、コハゼが破損しており不動だったが、部品交換して今は元気に動いているとのこと。 また、松本市時計博物館に同じものが収蔵され、同館の図録「世界の古時計」にも掲載されているそうです。 この時計は、関東大震災までの製造と思われます。

双犬 二種

右の長い鎖は、古い時代に付け替えられた可能性あり。

写真提供 いっぽさん

大正10年5月 精工舎掛時計・置時計目録より

双犬 826 金色

金九円三十銭

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