5. 角形オルゴール 桔梗印 【名古屋商事】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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名古屋商事株式会社 (名古屋) |
昭和初期 |
高 五寸 巾 四寸三分 |
毎日巻き、オルゴール付(曲譜 : 靴が鳴る)、 真鍮蓋ニッケルメッキ側、 桔梗印 |
名古屋商事の角形オルゴール置時計。 商標は、林時計の時代から引き継いだ桔梗印を使用しています。 文字板はアルミで、これは名古屋商事の特徴のようです。 名古屋商事製の置時計は数が少ないので、角形オルゴール置時計はこれが初めての確認になりますが、 オルゴールについて興味深い発見がありました。
オルゴールの曲譜は精工舎製にもある「靴が鳴る」、製造メーカーは、スイスのメルモードフレールです。 メルモードフレールのオルゴールは精工舎も明治から大正にかけて搭載していました。 この時計の製造年代は、おそらく昭和初期頃。 同じ頃の精工舎や高野の製品に搭載されているシリンダーオルゴールは、皆無印のようですので、 この時計は時計本体より古い時代に製造されたオルゴールを搭載しているような気がします。メルモードフレールの在庫処分品?(笑)
機械
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シリンダーオルゴール
当時のカタログより
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