19. 角形時打 NS印 【名古屋商事】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
---|---|---|---|
名古屋商事株式会社 (名古屋) |
昭和初期 |
高 五寸 巾 四寸三分 |
毎日巻き、時打(正時と半打ち)、 真鍮蓋ニッケルメッキ側、 NS 印 |
楕円の中にNとSが重なった商標。名古屋商事の角形時打です。 機械はもちろん精工舎のものでも高野のものでもなく、自製機械と思われます。 角形置時計の国産メーカーは、精工舎と高野だけと思っていましたが、名古屋商事もあったのですね。
枠は一般的ですが、小判状の面取り硝子がはめ込まれていて、テンプの動きが見えるタイプ。 文字板はこの時代一般的であった紙張りでなく、ベースの鉄板に薄いアルミの板を重ねています。
機械は正時と半打ちの時打付き。国産らしからぬしっかりとした天輪が好印象です。
機械
![]() 機械正面(文字板側) |
![]() 機械裏面(裏蓋側)地板に刻印なし |
当時のカタログ
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