18. クロスアローラッパ 【HAMBURG AMERICAN】
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メーカー | 製造開始年 | 大きさ | 仕様・備考 |
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HAMBURG AMERICAN (ドイツ) |
大正後期〜昭和初期 | 本体直径11.5 p、文字板径三吋半 | 毎日巻き、目覚付、本体枠・裏蓋共に真鍮製 |
ハンブルグアメリカンの鈴がラッパ型をした目覚し。 枠はニッケルメッキ処理がしてないようで、真鍮色そのものな感じです。 あちこち傷みがあったので、それなりに修復して仕上げました。 ラッパ鈴は後ろ側に板があって、ラッパの中にある打棒が前後に動いて板をたたきます。 ラッパにやや傷みがあるためけたたましく感じる音ですが、本来はもっと澄んだ音色なのかもしれません。
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機械はパット見、打棒を前後に動かすための打方の改造が目立ちますが、それ以上に驚いたのが脱進機です。 なんと、懐中時計で時々見るクラブツース(蟹爪)です。 ガンギ車の衝撃をクラブツースの面で吸収する為に摩耗が少なく精度も安定する、という特徴がありますが、いまいち調子がよくなく半日くらいで止まります。ゼンマイが弱いのかも。
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