17. クロスアロー両鈴 【HAMBURG AMERICAN】
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メーカー | 製造開始年 | 大きさ | 仕様・備考 |
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HAMBURG AMERICAN (ドイツ) |
大正後期〜昭和初期 | 本体直径11.5 p、文字板径三吋半 | 毎日巻き、目覚付、本体枠・裏蓋共に真鍮製 |
ハンブルグアメリカンの両鈴目覚。 枠と鈴が銅色のような感じで独特の雰囲気があります。 色は元々はアメリカンチェリーのような濃い色だったようですが経年で退色しています。 枠の真鍮は銅が多目なのか材質が柔らかいようで、すぐに凹みます。
真鍮製の鈴台は枠への固定がしっかりしています。 小さめの鈴は鋳物のようで高めの良い音です。 感心したのは打玉が独立してケースに付いていること。 機械のシュモク真には短い打棒だけがついていて、 これをケースに取り付けた打玉ユニット?に連結して打玉を動かします。 この方式だと打棒の曲がりで鈴の音がおかしくなることがありません。
裏蓋には塵除けと緩急針の調節を兼ねたカバーがついている親切設計です。
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打方のぜんまいのストッパーがかなり昔に欠品しているようですが、支障はありません。 どういう訳か、ガンギのホゾ穴が2つあります。
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文字板は紙ですが、中央を一段下げた段差のあるものです。
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