6. MAGNA 【MADE IN JAPAN】
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メーカー | 製造開始年 | 大きさ | 仕様・備考 |
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メーカー不明(日本製) | 大正後期〜昭和初期 | 本体直径11.5 p、文字板径三吋半 | 毎日巻き、目覚付、 Brass Case Nickeled、 (真鍮胴ニッケルメッキ)、 紙製文字板 |
鈴棒が無いため鈴が宙に浮いたように見える両鈴目覚です。 通常はゴトクからそれぞれ鈴棒を立てて鈴を固定しますが、 この目覚ましの場合は、真ん中の本来鈴棒の下に二つの鈴を固定する板を挟み込んで、 その板に鈴を固定しています。 取っ手のついた真ん中の棒にバネがある理由は鈴のストッパーを押えるためで、 これは単鈴の場合と同じやり方ですが、この見た目をどう評価するかは意見が分かれるところでしょう。(笑)
ちなみにトーマスハラー(独)の場合は、 このように もっと格好良く仕上ています。
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機械、針の形状、文字板の数字の書体は、昭和初期の加賀屋商店RUBY印とほぼ同一です。 おそらく機械の製造元は名古屋の高野と推測します。 未使用ではありませんが、機械は一度も分解掃除をされた様子がないため、製造時そのままの姿を保っています。 状態を維持するため、分解せずに清掃・注油を行いました。
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MAGNAの商標のみでメーカー名はありません。
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