8. 半月木ビー 【精工舎】
資料 1
メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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精工舎 SEIKOSHA |
震災後から昭和6年頃まで |
高 三寸四分 幅 三寸九分 文字板二吋 |
毎日巻 木枠、木地塗木象嵌 |
写真提供:Konさん
震災前の木目胴ビーと石枠の半月形ビーが合体したようなスタイルで、木地塗と足元の象嵌の組み合わせが良い感じです。
木枠ビーは種類が少なくて、昭和3年のカタログには山形、玉縁、前飾、半月の4種類しか載っていません。 値段は昭和3年2月の定価表に一ダース42円とあります。 一般的な形の枠であれば、硝子が最も安価で、次いで木枠、そして一番高いのが石枠です。
資料 2
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こちらは文字板に段のないタイプです。 木枠は表面にきれいな木目の薄板を貼り付けてあります。
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大正15年精工舎カタログより
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