22. 木枠オルゴール 【メーカー不明】
|
メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
---|---|---|---|
不明 | 大正後期〜昭和初期 | 高さ11cm、横幅 9cm、 2吋文字板 | 毎日巻、B機械、木枠、オルゴール |
マウテ FROLA の木枠版・・・だと思いますが、どこにもメーカーを知る手掛かりがありません。 構造的には、FROLAと同じですし、オルゴールもスイス製のほぼ同じものが搭載されています。 オルゴールの音は金属枠と比較すると、少しやわらかい音色です。
木枠はシンプルというか荒削りなデザインの印象、オルゴールの箱に透かしを入れるとか、 ちょっと彫刻が入ると雰囲気はずいぶん良くなると思うのですが・・。
|
下に向かって開いている穴にはオルゴールのON/OFFを制御するレバーが通ります。 上側にある縦長の掘り込みは、ゼンマイが解けたときに収まるスペースです。
目覚まし機構のストッパーがオルゴールの調速機構(ガバナ)である風切羽根を押さえたり開放したりして、 オルゴールのON/OFFを行っています。
|
"SWISS" とのみ刻印があります。 日本譜ではないようです。 オルゴールも時計と同じように注油すると動きがなめらかになります。
PR
前頁 ・ 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12 / 13 / 14 / 15 / 16 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 22 / 23 / 24 / 25 / 26 / 27 / 28 / ・ 次頁