25. 擬似振子小型置時計 【Mauthe】
資料 1
擬似振子小型置時計
独逸マウテ
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メーカー |
製造年代 |
大きさ |
仕様・備考 |
MAUTHE(ドイツ)
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昭和初期
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高さ 6.4cm
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毎日巻、擬似振子
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独逸マウテの小型擬似振子置時計。文字板の赤ハートの中に金色の玉っぽい擬似振子がチラチラです。
全高 6.4cm ととても小さな置時計ですが、小さな機械を包み込むかのような金属枠は小さいながら良く出来たデザインで、
精工舎のイブシ花束(アンチの八日巻)をギュッと小さくしたような雰囲気です。
文字板にはメーカーを示す文字などはありませんが、裏蓋にマウテの商標刻印がはっきりと確認できます。
また、この時計はたまたま当時の箱入りで出てきました。観音開きの箱を開けると、箱内部の紫色の帯にも MAUTHE の文字が確認できます。
オリジナルの箱
紫帯にMAUTHEの文字
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資料 2 藤色(ふじいろ)
擬似振子小型置時計
独逸 MAUTHE
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色枠です、藤色という表現が一番近いでしょうか。
文字板の金色とはマッチしていないように思えますが、女性向けの色合いの製品な気がします。
機械は動かなかったため、分解整備しました。
文字板を外す際に、針は長針だけ外せばよく、短針を抜き取る必要はありません。
短針に時針車がくっついたまま文字板が外れます。
枠と箱
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色枠は珍しいので後から塗ったのかな?と思い、よく見てみましたが塗った形跡はなくもともとこの色で販売されていたようです。
他の色もあるのかもしれません。
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