23. 硝子玉文鎮置時計 【メーカー不明】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
---|---|---|---|
不明 (フランス?) |
明治後期 |
直径 6.5cm 奥行 6.5cm |
毎日巻、B機械、ニッケル枠、硝子玉文鎮 |
半球状の硝子により文字板が大きく見える珍品時計です。 硝子の重さのおかげで、重心が前の方にあるため、ちょっとしたことで転がってしまうバランスの悪いヤツです。(笑) 当時の資料を見るとこの手の時計はフランス枕と一緒に掲載されているので、フランス製ではないかと想像しています。
時計自体は鍵が欠品し、とりあえず動く程度のジャンク品ですが、なんと時計と一緒に賞状が残っていました。
文字板には、「三岳聨隊長」の名があり、
賞状を見ると三岳聨隊長は、騎兵第四聨隊長騎兵中佐 三岳於莵勝(おとかつ)氏で、時計の送り主であることがわかります。
明治39年12月28日に騎兵中佐から騎兵少尉に送られた歴史の証人と云える時計です。
横 |
機械 |
成績優秀により送られた時計です
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