14. プロペラー 【東洋時計】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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東洋時計 (東京) |
昭和11年頃 |
高 三寸一分 幅 九寸七分 |
東洋一日巻B機械(アラーム無し)、クロームスタイル |
飛行機のプロペラを模った時計です。
昭和11年は外国技術を消化・吸収し小型・軽量・高性能の優れた発動機が生まれ軽戦闘機の最高傑作
九七式戦闘機が作られていた頃。このプロペラはどんな飛行機のものなのでしょうか?
この時計は、二十世紀我楽多図鑑(1998年 北原照久著)で戦後1950年代・アメリカ製と紹介されていますが、
実は日本の昭和10年頃の東洋時計のれっきとした国産時計です。
値段は10円80銭。大衆品のヘソ型目覚しが4つも5つも買える値段です。高級品だぁ〜。
文字板にトレードマークやメーカー名が無いので間違えても仕方ないかと思いますが、
機械は東洋の汎用的なB機械なので、チェックすればわかるハズです、北原さん!!時代もインチキだし〜(笑)
国籍不明機になっては可哀想と、このページで復権となりました。
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昭和11年 吉田時計店商報より
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