4. ヘソ形目覚 【トーマスハラー蝶印】
REPEAT ALARM 間欠式ベル
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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Thomas Haller (ドイツSchwenningen) |
昭和初期(推定) | 本体直径11.0 p | 蝶印、毎日巻き、間欠式目覚付、 真鍮胴ニッケルメッキ枠、紙文字板 |
とても保存状態が良い、トーマスハラーの蝶印のヘソ目スタイルの間欠式ベル。 真っ白な文字板には、蝶の商標と"REPEAT ALARM"の文字があります。
国内でヘソ目スタイルの間欠ベルが販売されていた広告は見たことがありませんが、 現物は時々見かけるので、戦前のわずかな期間だけ輸入販売されていたものと思います。
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機械には蝶印の刻印がありません。
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木目柄の紙箱に入っていました。徳国とはドイツのことです。
不具合の修理
時針車のパイプと日の裏車のカナが崩壊していたので、国産角オルのジャンクから部品を取って加工し移植しました。 崩壊した理由は、おそらく粗悪な亜鉛合金を使用していたためと思います。
LONG ALARM
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不具合兄弟ですが、こちらは間欠ベルでない普通の連続した鳴り方のロングアラームです。 メッキのやり方の問題か、ガラス縁の金色の腐食の仕方まで似ています。 やはり、機械は 時針車のパイプと日の裏車のカナが崩壊していたので修理しました。
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機械には蝶印の刻印があります。(写真7) 箱もまったく同じ木目柄の紙箱にはいっていました。 高梁下町 藤原時計店 Fujiwara watchco のシールがあります。
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