15. ヘソ形目覚 【CARL ROHDE & CO】
メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
---|---|---|---|
CARL ROHDE & CO. (ドイツ) |
明治後期〜大正(推定) | 本体直径11.0 p |
毎日巻き、目覚付 真鍮胴ニッケルメッキ枠(Brass Case Nickeled) 紙製文字板(商標はCR & CO.の王冠マーク) |
カール ローデ商会という独逸の貿易商が販売していたヘソ目です。
あまり販売されなかったのか、時代が古いので残っていないのか、兎に角はじめて見ました。
文字板の商標は冠のような形で中"CR & CO."とあります。
鋳造ゴトクに"MN"という大きな刻印がありますが、意味はわかりません。
機械はドイツ製らしく大きな天輪がついており、やや甲高い音でしっかりとしたリズムで時を刻みます。
この時計、入手したときは鈴が鳴り終ると時計が止まるという状態でした。 このタイプの故障はヘソ目によくありますが、巻き止めの凸の先端が折れたためにゼンマイが解け過ぎて、時間の方の三番車を 圧迫するためです。折れた部分は半田付けしてもまたすぐに折れてしまいますので、代替の部品を探して交換をしてください。
後ろ姿 |
文字板アップ |
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