5. オリオンウラビー 【精工舎】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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精工舎 SEIKOSHA |
昭和12年頃 |
高 三寸八分 巾 三寸七分 高さ11.5cm×幅11cm×奥行き5.2cm |
毎日巻、 アンチモニー枠、 裏蓋は鉄製、 金 五円(昭和十二年七月 精工舎カタログより) |
角形アンチモニー枠の「オリオンウラビー」。
昭和12年7月の精工舎カタログに他の角型ウラビーより目立つように掲載されているところから、
昭和12年の新製品かと思われます。
丸型の文字板を使用したNO.840角彫ウラビーはもう少し古くから存在して値段は四円でした。
それと比較して、文字板、針、四角面取硝子に真鍮製のしっかりと
した縁取りがあるなどこちらのほうが丁寧高級な仕上げをしてあり、値段もちょっと高めの五円です。
底は網目になっているので、ケースがシッカリしているわりにベルの音がよく聞こえます。
精工舎 昭和12年7月カタログより
No.888 オリオン ウラビー |
一般的な NO.840角彫ウラビー
戦前
汎用的な文字板と硝子縁 |
名前の通り、見事な彫 |
オリオンウラビーより1cmほど背が低い。
戦後(参考品)
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戦後モデルは、戦前モデルからアンチモニーの枠と彫りのデザインが継承されていますが、 機械は、戦前のウラビー機械ではなくコメットと同じものに変更されています。
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