3. ローレルウラビー 【精工舎】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
---|---|---|---|
精工舎 SEIKOSHA |
昭和8〜12年頃 |
高 四寸 巾 三寸ニ分 高さ12cm×幅9.5cm×奥行き5cm |
毎日巻、 アンチモニー枠、 金 四円(昭和八年 精工舎カタログより) |
ジュークボックス風のアンチモニー枠にウラビーの機械を納めたローレルウラビーです。
文字板はペイントでガラスは凸硝子になっています。
骨董市で発見したのですが、どうも枠は骨董屋のオヤジが紙やすりのようなもので磨いてしまったようで、やや白っぽくなっています。
「イブシ」なので、本来はもっとシブイ色のはずです。
骨董市のオヤジは「ちゃんと動く」といいましたが、持ってみてちょっと傾けたらすぐに止まる。すると、
「あれ、変だな、ちゃんと動かないな、これじゃ時計屋に見てもらわないと売れない・・・」
とオヤジが言い出したので
「このままでいいから安くして〜」と値切り交渉。そして半値でゲット〜!!(笑)
傾けた場合にだんだん元気がなくなって止まるのは天真磨耗、すぐに止まるのは受ネジの締め具合や、天真
が短くなっているなどでテンプにガタがあってアンクル体が天輪に接触している場合が多いです。
ちなみにこの時計は、受ネジが緩んでアンクル体が天輪に接触していただけだったので受ネジを調整したら元気になりました。
当時のカタログより
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