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気圧計 ANEROID BAROMETER(海外)

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気圧計 海外ブランド

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木枠ロープエッジ
大型

木枠ロープエッジ
中型

ラック・アンド・
ピニオン式機械

Self-Sprung
Diaphragm 機械

J.COLOMB&Co

DENT型機械(仏)

NAUDET&Cie(仏)

SHORT & MASON(英)

LUFFT(独)

LUFFT足付(独)

PRECISION
HOLOSTERIK

コロン掛・置

チビ置1(無名)

チビ置2(無名)

サイクロノメーター

EMIL SCHOLZ(独)

HENRY BROWNE & SON(英)

LILLEY & SON(英)

気圧(Atomospheric pressure)の存在

地球の表面は厚い空気の層すなわち大気に覆われ、我々は空気の海の底に生息している。 海の水が自身の重みで海底を強く圧しているのと同様に、大気も自身の重みで地表面及び大気の中にあるあらゆる物を圧している。 この圧す力は、空気があらゆる方向へ拡がろうとする気体に共通の性質を持っているため、垂直下方へ向かって働くばかりでなく水平方向へも、 また上方へもあらゆる方向へ等しく作用する。 このような大気の重みによる圧力が気圧である。

平地においては気圧の強さは1平方cm当たり1kg重程度もあるから我々の頭上と両肩へは400ないし500sの過重が上方から掛かっていることになるが、 気圧は我々の身体の上方のみからではなくあらゆる方向から作用して上下四方で釣り合っているので、我々はこの強大な過重を感じないのである。 しかし上下四方から強い力で圧されているならば我々は圧し潰されそうに思えるが、幸いにも体内には強い圧力を受けても圧縮され難い性質を持っている液体が充満しているため、 気圧によって圧し潰されもしなければ、また気圧の低い高山へ行っても身体が風船球のように膨れあがることもないのである。

このように気圧の存在は直接我々の感覚に感じられないため、「気圧」という考えの起ったのは比較的新しいことである。 世紀前3・4世紀の人、万学の祖といわれるアリストテレスは既に気圧に原因する現象に気づいていて「自然は真空を恐れる」と説き、 その後、長い間、人々はアリストテレスのこの言葉を一つの教理のように信じ込んでいた。 しかし、17世紀の中頃、イタリアにおいて有名なトリチェリーの実験が行われ、 続いてフランスのパスカルやドイツのゲーリッケがいろいろの実験を行って初めてアリストテレスの説から脱却して「気圧」の概念が確立され、 気象の重要な一要素とされるようになったのである。

気圧の変化

気圧は所により、あるいは高度により違っている。また天気によっても時々刻々変化している。 その変化には一日変化、年変化のように規則正しい形のものもあれば、不連続線や低気圧が来た時に現れる不規則な形のものもある。

気圧の日変化の様子は平地では皆大体似ており、3時,15時近くに極小が、9時,21時近くに極大が起る。

参考文献:「気象の辞典 ENCYCLOPEDIA OF METEOLOGY」
昭和29年、東京堂

気圧の海面更正

同じ場所でも、気圧は高い所ほど低く、大まかにいって地面近くでは100m高くなると11mb(hPa)低くなり、3000mの山頂では700mb(hPa)くらいの気圧になる。 これに対して、水平方向の気圧の違いはずっと小さい。したがって、天気図などにより、水平面に沿った気圧の分布を調べるには、 観測した気圧をある決まった高度の値にひきなおす必要がある。 普通は海抜ゼロmの高度にひきなおしたもの、つまり海面気圧が用いられる。 海面気圧を求める手続きを海面更正という。

海面更正値を求める図表

海面更正値を求める図表

参考文献:「実地応用のための気象観測技術」
昭和38年、地人書舘

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