1. 一般的なアネロイド気圧計の簡易メンテナンス
動きのシブい気圧計
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置きタイプのアネロイドバロメーターです。HCKBの組み合わせのロゴがありますが、メーカーは不明。 目盛盤の直径は3.5センチ程度の小型です。動いてはいるのですが、示針の動きがシブいといいますか、たまに手でコツコツと振動を与えないと動かないとか、 動いたと思ったら、針が一度に沢山ビョーンと動いたり、そんな感じで信用できないヤツでした。
裏蓋と塵除けを外す
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目盛盤を外す
ガラス縁の3本の木ネジを外すとガラスが外れました、目盛盤は針を曲げないように注意して抜き取ります。(写真は機械を取外した後です)
機械を外す
裏側の3本のマイナスネジを外すと、機械が外れました。
もともとの木枠の色
目盛盤の下は、とても濃い茶色です。数十年前は木枠全体が濃茶だったようですね。
塵除けを外す
塵除けと呼ばれる枠を外します。押し込んで何箇所かちょっと曲げてあるだけなので、少しずつ手で引っ張ったら外れました。
虫を取り除いて!?注油
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原因は虫でした
機械を取り出して、キズ見でジーっとみたら、なんとヒゲゼンマイと鎖に虫が挟まっています。 動きが変だったのはこの虫が悪さしていのですね。・・・取り除きます。
注油
ゴミを取り除き、要所に注油します。
塵除けを取り付ける
ピンセットで若干広げながら取り付けます。
目盛盤とガラス縁を取り付ける
ガラスに付いている金色の針が固着して動かなくなっていたので。ガラスを洗浄し中央にチョッと油を差しておきました。
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