17. 国産印電流遮断時計 【メーカー不明】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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メーカー不明、国産は国産電機株式会社と想定 | 昭和40年頃? | 高さ18.5cm、横幅14.0cm | 金属枠、毎日巻き |
毎日巻きの目覚時計の機械を流用した60分タイマーで、交流モーターの制御を想定した製品のようです。 このようなタイマーは例えば妹尾工業製のタイムスイッチのように戦前から存在していましたが、 この電流遮断時計の製造年代は昭和40年頃と思われ、戦後20年も経過していますので品質・信頼性共に各段に向上しています。 この時計は国産(KOKUSAN)のマークがありますが、ほぼ同一仕様で島津製作所の商標のはいったものの存在も確認しており、 メーカーは不明ですが、別ブランド名の兄弟がいるようです。
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シンプルな金属枠はしっかりとした造りで、ガラスは普通の板ガラスですが金属枠との間に透明のパッキンを挟み込んで防塵・防水を図っています。 鈴は棒鈴ですが、音色はあまりきれいではありません。 時計のオンオフは天輪を直接押さえつけることで行っています。 打方のぜんまいを巻き上げると天輪のロックが解除されて時計が動き出す仕組みです。 電流遮断はオムロン製のスイッチで行っています。 スイッチに書かれた英文社名がOMRON TATEISI ELECTRONICS CO.となっているため、 製造年代を昭和40年頃としました。
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