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特殊用途・機能

1. 三方置時計 【三工舎】

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
三工舎
(名古屋)
昭和2年発売 高 八寸五分
幅 五寸五分
文字板 三吋
三面エトウ、 木製三角型、マホガニー塗り、 金色三本捻、 金属モヨー付、 甲高ガラス、 壱個卸、四円六十五銭

巷では皆、三面時計と呼んでいるようですが、正式な名称は「三方置時計」です。 文字盤にはエスケーマークの三工舎のトレードマークとREGISTERED DESIGN No.31753と有ります。 意匠登録 第三一七五三号は次のとうりです。

  • 三方置時計
  • 出願年月日:大正15年(昭和元年)9月6日
  • 登録年月日:大正15年(昭和元年)10月13日
  • 意匠権者: 名古屋市中区蛭子町三十三番地 三浦虎子太郎

ネジ巻きと剣回しは裏から、一個の機械で三面の文字盤を動かします。 文字盤は紙印刷。文字盤ガラスは中心が膨らんだ甲高ガラス。 このべゼルは細い釘をハンダ付けして文字盤パネルに差し込んであるため、 ハンダが取れやすくべゼルが飛んで破損してるものをよく見ます。 また台に貼り付けた薄いプレス飾りも細い釘二本で止めてあるため脱落しやすく、飾りが欠損してるものも多いです。

この時計は色んな本に大正と書かれていますが、実際は昭和2年頃の発売です。

REGISTERED DESIGN No.31753

機械の仕組みについて

@ 底

A 底のプレートを外したところ

ヘソ目のような毎日巻き機械が台座の裏に入っている

B 2番真を伸ばして上に持っていく

C 文字盤箱を下から見た状態

2番真をジョイントして伸ばしている

D 上からのぞいた文字盤箱部分

伸ばした2番真を伝え車で各三面の文字盤に分けて、
それぞれの文字盤に付いている時針車と日の裏に伝えて剣を回す。
文字盤パネル内側に見える釘はべゼルにハンダ付けされた留め釘。

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