11. ALARM-GIANT 【英工舎 ?】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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英工舎製と思われる | 昭和20年頃 |
高 29.5cm 幅 20.5cm |
毎日捲き、 木枠、 板硝子、 ペイント文字板 |
毎日巻きの目覚時計の機械を搭載した掛時計です。 置時計か掛時計か、どのジャンルに属するのか・・・困ったので、ここの特殊用途に入れておきます。(笑)
機械は、おそらく英工舎製です。 製造年代は仮で昭和20年頃としておきましたが、変り種時計は戦後の疎開先で製造していたものが多いので、 これもその類かも知れません。全体の出来は中学生の技術家庭の作品のようで試作感満載です。 目覚時計の機械をそのまま利用していますので、巻き鍵などは総て背面にありますが、 目覚ましのベルのオン、オフは壁から取外さなくても操作できるように、切り替えつまみが木枠側面の右上にあります。
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機械は御覧のとおり。 刻印はありませんが、長年目覚ましを分解していると、「こりゃ英工舎だな・・」と一目で気づきます。 戦後のものは地板に模様がはいっていますので、それよりチョッと古そう。 このあたりも疎開先で製造された製品ではないかと匂わせるところです。 鈴は木枠に直付けではなくちゃんと小さい鈴台に載っています。 掛金は稼動式の不思議なタイプです。
裏蓋には鉛筆書きで「110」とあり、おそらくシリアルナンバーでしょう。 少なくても仲間は110台はいたと思われます。
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