16. ヘソ形目覚 RUBY印 【加賀屋商店】
メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
---|---|---|---|
加賀屋商店 (東京下谷) |
昭和初期(推定) | 最大直径12.5 p |
毎日巻き、目覚付 真鍮胴ニッケルメッキ枠、 紙製文字板 |
東京下谷「加賀屋商店」のヘソ形目覚。 国産のヘソ形目覚においては、現存数は極少で探し悪い時計と言えます。 複数の現物を見て確認する必要がありますが、この時計を見る限り、 地板の形や機械の四つ柱の長さが角目覚ましと同じであることなどから、 機械はほぼ名古屋の高野時計のものと見て間違いなさそうです。 おそらく、この時計は加賀屋商店の自社生産ではなく、OEMかせいぜい組立てをやっていた程度ではないでしょうか。
当時のカタログを見ると、文字板にRUBY印がありません。ノーマーク(商標無し)の商品も販売していたのかも知れません。
RUBY印商標のある文字板 |
高野製と見られる機械 |
当時のカタログから
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