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加賀屋商店「RUBY CLOCK」

1. 加賀屋商店

ルビー印(RUBY CLOCK)と菱Nマークは戦前の東京下谷「加賀屋商店」が扱っていた掛時計。 加賀屋商店は、当時の資料ではメーカーのページに載っているので、 OEMだけでなく名古屋機械を入れて一部自社組立をしていたと思われる。
ルビー印の商標は昭和9年創業の愛工舎(AIKOSHA)に引き継がれたようだ。

クロックの取り扱いは大正10年から

大正10年「東京時計商報、9月号」より

この資料から、加賀屋商店がクロックに参入したのは大正10年頃と見ることができます。 当初は、精工舎製や名古屋製、舶来ものを扱い、自家製時計はなかったようです。

加賀屋商報 昭和2年2月

表紙
五尺長と丸形天府振り
ベストスリゲルと角形大鈴付
ルビー印 置時計
置時計はすべてOEMか?
左の角形は高野のMUSEに見える。
菱N印 昭和スリゲル

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