8. 空盒晴雨計 柳製作所
資料1 商船用
空盒晴雨計 商船用
株式会社柳製作所
(東京市世田谷区玉川用賀町)
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Manufacturer |
Date of Object |
Dimensions |
柳製作所
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昭和18年12月
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12.2 x 5.3 cm
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目盛盤には「空盒晴雨計 商船用」、銘板には製造年月と社名の他に「錨と〇にト」のマークがあり、
軍用の雰囲気を感じます。
ケースはアルミ、目盛盤もアルミです。
目盛盤の目盛りの一部とと針の先端は後年に夜光塗料のようなものを塗ったようで、フリーハンドで頑張った感じです・・。
Movement & Dial
機械に錨と〇にトの刻印あり
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資料2 窓付き
空盒晴雨計
Tokyo Yanagi
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Manufacturer |
Date of Object |
Dimensions |
柳製作所
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昭和22年5月
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12.2 x 5.3 cm
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基本設計は資料1と同じですが、戦後の製品でやや太目になった針が安っぽく見えます。
目盛りはミリバール表記になり、測定範囲は960〜1050mbです。
低いほうの気圧は測定できないようになっているため目盛りの間隔が広く視認性が良いのですが、
ムーブメントが高精度ではなく通常のタイプなので誤差が目立ちます。(笑)
ケースはアルミ製で塗装がボロボロらなっていたため塗りなおしました。
裏には「T015」の書き込みがありましたが、何のことかわかりません。
目盛盤もアルミ製で厚みのある板の中央をくり貫いた切り口が少々荒っぽいです。
機械は鎖がヒゲぜんまいにからまり、全く動かない状態でした。
過去に修理のために分解したものの、構造がわからず適当に組立てたようです。
ヒゲのダメージが少なかったのが幸いでした。修正して今は動いています。
ムーブメント
斜めマウント
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どういう訳かムーブメントを斜めにマウントします。
それでいて目盛盤の中央をくり貫いてムーブメントを見せているので、なんだか落ち着きません。
資料3 輸出用はこんなにカッコイイ
Compensated
YANAGI
MEGURO.
TOKIO.
2139
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ほぼ同じ大きさのもので目盛盤はインチ表示です。
ケースは真鍮製のようでアルミと較べてとてもどっしりしています。
戦後の製品のようなチープさは感じず、全体的に大変出来が良くなっているので製造されたのは昭和30年代以降と思います。
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