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明治の時計塔

20. 関西二府二十県聯合共進会(三重県津市)

関西二府二十県聯合共進会 時計塔

1907

三重県津市、現在の津市偕楽公園付近で開催された第9回関西府県連合共進会は、明治40年4月1日から5月30日まで2か月間の開催期間であった。 西日本の2府20県が参加してさまざまな物品を展示し、審査や表彰が行われた博覧会で77万9566人の来館者があったとされている。 当時の三重県の人口が106万人余であり、いかに盛大なものであったかが想像できる。

会場には農・工産物を陳列した本館や特許館・参考館、時計塔など多くの建物が並び、夜は当時珍しかった「七千余個」の電球を使ったイルミネーションが点灯して、 「煌々トシテ人目ヲ奪」と夜間の入場者も多かった。

時計塔イルミネーション

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