9. 自鳴鐘気節表(幕末)
Tokeiziban Kisets no ・・・
表紙と裏表紙にローマ字の入ったハイカラな仕立てですが、ローマ字が解読できません。
解説文がなく、やはり西洋時刻と和時刻の対照表だけが図解されています。
途中から「改造時盤気節表」と題した季節対照表が載っていますが、何の改造文字板なのかが良くわかりません。
西洋時計を和時計に改造するためのものか、その逆か?表紙のローマ字は「時計時盤 季節の表?」と読めます。
裏表紙は「平安・・・あらわす?」著者の住所氏名なのかもしれません。
現代のローマ字は仮名とローマ字を一対一で対応させたヘボン式ローマ字(1867年ジェームス・カ―ティス・ヘボン)が発展したものですが、 古くからポルトガル式ローマ字やオランダ式ローマ字が宣教師や学者の一部で使われていました。 (最古はポルトガル式ローマ字で出版された使徒行伝『サントスの御作業の内抜書』(Santos no Gosagveo no uchi Nuqigaqi)1591年で有る)
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