4. 時の展覧会記念 大正9年開催・東京
時ノ展覧会記念絵葉書 大正9年5,6月
文部省の主催により大正九年五月十五日から六月末日までの期日で開催された「時の展覧会」開催時の記念絵葉書です。
この、時の展覧会が契機になって時の記念日が制定されました。
絵葉書には、時の標語が並びにそれに準じた絵が描かれ、
「時」ノ展覧会記念・大正9年5,6月開催・東京・教育博物館内の記念印があります。
この他にも、沢山の記念絵葉書が出版されたようです。
「時」展覧会出品
学生の日々、家庭の日々
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学生の日々、家庭の日々における時の使い方に関する善用・悪用が描かれています。
例えば、学生の日々においては、早朝の冷水摩擦が善用で朝は寝床で新聞というスタイルは悪用という具合です。
「時」展覧会出品
来客は待たせぬもの 接待よりも用弁
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「時」展覧会出品
東京市の午砲
(1)号砲所全景
(2)発射の瞬間
(3)東京天文台より電鈴通報を受くる号砲手
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東京の午砲所(ごほうじょ)の現場がリアルに描かれています。
午砲所は報時の空砲を撃っていた場所で、東京市では明治の初めに皇居内の江戸城本丸跡庭園にて陸軍近衛師団により開始されましたが、
その後、軍の経費削減により東京市が業務を引き継ぎました。
1929年5月1日にはサイレンに切り替えられています。
「時」展覧会出品
今日もまた流会か
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同 袋入り絵葉書
「時」展覧会記念
大正九年五・六月開会
文部省主催
東京教育博物館内
記念絵葉書発行所
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