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時計絵葉書

18. 複葉機と時計塔

日本少年ゑはがき

明治末期

屋根の上で飛行機(複葉機)に手を振っています。
絣の着物に学生帽、明治少年の代表ですね。 日本少年ゑはがきとありますので、大正期、少年倶楽部と覇を競った、人気少年雑誌「日本少年」の付録か景品なのかもしれません。 時計塔と新しく登場した飛行機の取り合わせが新鮮です。

最初の飛行機と時計塔

日本の空を最初に飛んだのは、 フランス大使館の通訳官候補生として日本に留学していたル・プリウール(Yves Paul Gaston Le Prieur,1885〜1963 )という フランスの若者が製作したグライダーとされています。

そのグライダーは、 明治42年12月9日に上野の不忍池(しのばずのいけ)の競馬場を滑走場として利用し、 最初に約100メートル滑空、再度のやり直しでさらに飛行距離を伸ばしました。 この初飛行の成功は不忍池周辺の時計塔とともに観衆に強烈な印象を残したに違いありません。

東京名所之内 不忍池競馬之景

明治22年、作者;梅寿 国利

競馬の観覧席を正面にして、不忍池の全体を描いた錦絵です。 明治22年に描かれた錦絵なので、時代は合っていませんが競馬場をイメージしたいただくためのご参考です。

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