16. 女人堂の丸時計(和歌山県高野町)
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昭和一桁時代の丸時計
高野山には高野七口と言われるように七つの入口がありますが、
明治5年まで女人禁制であったため、かつて七つの参道のすべてに「女人堂」があり、
女性は奥へは行けず、そこで参拝されたそうです。
女人堂は、女人禁制が解かれた後は、参拝者の休憩所として利用されてきましたが、現在は一つしか残っていないそうです。
この絵葉書の時代を知るポイントは、右にある立て看板。
右端は最初は「大正廿三」と書いてあったようで、元号が変わり「昭和九」に削って書き直しています。
(字が大きい、少しタッチが違う)。従って、この写真は昭和一桁時代の物と思います。
丸時計はトーマスタイプの大きいもので、16吋位はありそうです。
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