18. ファンシークロック 【ミケン】
資料 1 フクロウ
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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御研機器株式会社(茨城県石岡市) | 昭和30年代〜40年代 | 全長25cm | 分銅引き、毎日巻き、目動き |
ミケンは、鳩時計から始まり、その後この目玉が動く動物の掛時計を中心に販売していました。 初期は木製で、その後プラスチック製となり、当時のミケンのカタログにギフトクロックとして21点を掲載されているそうです。 (参照元:アンティーククロッククラブ ACC)
これはフクロウの板が分厚い紙で、かつ目玉がピンポン玉でない印刷の「うちわ」です。 完成品のほかに組み立てキット状態で販売されていたものもありましたので、もしかしたらそういった類かもしれません。 機械は極一部を除き鉄製。しかしアンクル竿はプラスチックです。 地板の下辺左に2段で、"MADE IN JAPAN MIKEN"とあり右に同じく2段で、"NO JEW" と "UNADJUSTED"とあります。
文字板
機械
資料 2 トーテムポール
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こちらは一般的な木製枠です。手彩色のため同じ製品でも雰囲気がそれぞれ違います。 裏側にスライド式の蓋があり振り子と巻き鍵を収納できるようになっています。(写真3)
ファンシークロックのお扱い方
- フリコが左右に動いて同じ音がするようにかけて下さい。
- 動物の目は、さわらないようにご注意下さい。
- ゼンマイは毎日一回づつ右へ巻けなくなるまでお巻き下さい。
- 時刻を合わせるときは長い針を廻して下さい。短い針はさわらないようにして下さい。
- 進みすぎるときは丸い玉を下げおくれる時は丸い玉を上げて下さい。丸い玉を一ミリぐらい動かすと二十四時間に二十分ほど早くなったりおそくなったりします。
小売店頒布品の温度計
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