14. 富士印特許掛時計
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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富士時計製造工場(名古屋?) | 大正期(推定) | 文字板六吋、全高52cm | 打方調整器付、八日巻機械 |
富士時計製造工場製で、打ち数をすぐに変更できる実用新案付です。 文字板のマークは業界マーク集によると、大阪の藤田栄一商店が、富士掛時計として出ている物と同じです。 しかし、富士時計製造工場はどこを探しても出て来ません。 愛知時計組合の小さなシールが貼ってあることから、大正時代の名古屋のメーカーではと推定できます。
アイディアの味噌は、打ち方の2番車にある数取り車を駆動する歯車を遊動させたことにあります。 カマを持ち上げると、数取り車を反時計周りに自由に動かせますので、 調整板により時間と打方の数を直に合わせることができるのです。
文字板はセルロイドで、本体の長さは52cmです。横丸窓付で機械が見えます。
背面ラベル
機械
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