9. 時計の飴型
置時計型
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ベッコウ飴を作るための型でしょうか。時計が指し示している時刻はおやつの時間ではなく、お昼のようです。
最近は駄菓子もコンビニで買う時代になりましたが、
大正から昭和のはじめにかけては、黒砂糖を使ったお菓子が子供達のあこがれで、
行商人が売り歩いたり縁日の露天が開かれるのを楽しみにしていたのではないでしょうか。
ボンボン時計型
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銅板をプレスした飴型ですが、左が大正〜戦前、右が戦後の現代ものです。 おのずとデザインの現役度が見えて来るのが面白いですね。 左の古作はさすがの貫録で銅板ながら良い味が出ています・・(美味しそう〜?)
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大・中・小と仲良く揃ったもの。八角時計でも尾長タイプになっています。時代は昭和でしょうか。 大は子供には大き過ぎるような気がします。(笑)
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両面同時に型取りできるタイプ。 真ん中に切れ目を入れて割り箸を挟んで重ねれば、ベッコウ飴が出来上がります。
流行アイテム
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同じ飴型ですがこちらは図柄から時代が見えてきます。 初期の飛行機、大砲、ボンボン時計、軍艦、自動車、自転車、汽車・・・ いずれもレトロなスタイルで日露戦争後の明治の後期〜大正初期の流行ものです。
10. 懐中時計型の缶
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ある日の骨董市。
普段は紙ものが中心なのですが、時々目覚しを持ってくる業者さんがいまして、
せっかく目覚しを仕入れてきてくれたのに値段が合わなかったので、お付き合いでコレ買いました。
仁丹でも入っていたのか、ブリキの缶で裏に小さな穴があります。針がおやつの時間をさしているあたりイイアジだしてます。
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