2. エンゼルフィッシュNo.99 【東洋時計】
メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
---|---|---|---|
東洋時計 (営業所:東京府下谷區、第二工場:埼玉縣上尾町) |
昭和8〜25年頃 | 高サ台共 五寸 |
毎日巻き、 大理石台付 十六円 (昭和8年 東京、吉田時計店商報より) |
前頁のNo.98より、こちらのNo.99のほうが少ないようです。
写真の時計は本来付属したと思われる大理石の台が付いていませんがあとは完全オリジナルです。
少し青っぽい硝子で金属部分の模様が細かい分No.98より少し渋い感じです。
No.98はガラスの上部が丸くドーム状になっていますがNo.99の方はてっぺんは平らで青海波の金属模様があります。
発売開始は昭和八年頃から。これは吉田時計店の製造部門が東洋時計なので吉田時計店商報(カタログ) を見ての推測です。鳥篭やゴールドフィッシュ系は戦後も引き継がれてOCCUPIED JAPANの時代に特に輸出で大ブレイクしました。(鳥籠のところで後述) このエンゼルフィッシュが戦後に引き継がれたかは確認できていません。
切り抜きの左の時計は、ドーム型の金魚の水槽タイプで「No.96 ゴールドフィッシュ」です。
当時のカタログ
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