1. エンゼルフィッシュNo.98 【東洋時計】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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東洋時計 (営業所:東京府下谷區、第二工場:埼玉縣上尾町) |
昭和8〜25年頃 | 高サ台共 五寸五分 |
毎日巻き、 大理石台付 十六円 (昭和8年 東京、吉田時計店商報より) |
エンゼルフィッシュはこのNo.98とNo.99の2種類ありデザインの違いだけで内容も値段も同じです。
現在リプロが出ているのはこのNO.98のタイプのエンゼルフィッシュです。
この写真の時計はてっぺんの飾り棒が唯一オリジナルでは有りません。
オリジナルは面取りの角棒が付いてます。
また本来は、円盤状の大理石の台が付きます。
これと同じ物が北原照久さんの「二十世紀我楽多図鑑(1998年 北原照久著)」に載っていますが
写真と比較してもらうとわかりますが、本に掲載されているものはガラスケースを取り巻いている
クローム飾りがすべて脱落しています。
この手は綺麗なクロームメッキがポイントでデコっぽいモダンさが売りなのですがリプロはクロームメッキがなく汚らしく、
やはり出来が悪いです。
ガラスは、水草や魚がカットしてあります。
エンゼルフィッシュは2匹入っていて一匹は左右に動き、一匹は360度回転します。
このエンゼルフィッシュが小さいのに大変上手く彩色してありこの辺も傑作です。
裏に「D.P.PENDING」と特許済の刻印があります。
※北原コレクションにケチをつけてしまいましたが、本来の姿を伝えるためで悪意はありません。
北原さん、万一みても怒らないでね〜(笑)
当時のカタログ
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