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数回打目覚時計 : INTERMITTENT

19. ファモース数回打 大形 【マウテ】

Mauthe FAMOS

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
マウテ
(ドイツ)
1924(大正13)年 直径13.0cm 毎日巻き 目覚付(間欠切替式)
ニッケルメッキケース
板ガラス
紙製文字板
五円二十五銭

ファモースと言う名の大形の数回打です。 ファモース(FAMOS)はドイツ語で素晴らしい、素敵な、評判の、名高いと言う意味の形容詞ですが、 マウテではどうやらこの言葉を商品名に使ったみたいです。 英語のエキセレントも似たような意味ですが精工舎が懐中時計に使っていますね。

大きさはちょうどWestclox(米)のビッグベン(Big Ben)と同じです。ビッグベンは1908(明治41)年に最初に発売され、その後 ビッグベン他、製品ラインナップを拡充していきました。 このマウテファモースは、この大形のほかに中形もあり、大形はニッケルメッキケース枠を大きくしただけと考えられますので 大形目覚としてはビッグベンのほうが元祖ではないかと思います。

機械はノーマーク、文字板には間欠式ベルを表す「Repeating Alarm」の他、赤い文字で 「祝羽越線全通 登録商標 地球一元結本舗 川崎商会」と記念の書き込みがあり、 大正13年に羽越線(うえつせん)全通を祝った記念の時計であることがわかります。

祝羽越線全通 登録商標 地球一元結本舗

川崎商会

文字板の商標

川崎商会(川崎勢盛社)は新潟県の優良マッチ会社で、トレードマークは「地球一」の他にダイヤモンド、楠公印もあります。 元結(もとゆい)は日本髪を結う時に使った紙紐のことと思われますので、マッチのほかに化粧道具も販売 していたのでしょうか?

Alarm ON / OFF

大きな天輪と硬めのヒゲゼンマイ

当時の広告より

ファモース数回打とコツク数回打

羽越線全通記念博覧会の絵葉書 大正13年

羽越線全通記念博覧会(於新潟市)

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