13. 測量用三吋 Surveying Altimeter 【K.Hattori & Co】
K.Hattori ブランド
Surveying Altimeter
K.Hattori & Co., LTD.
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こちらは、ショート・アンド・メイソンをコピーしたもので K.Hattori & Co., LTD. とありますが、
日本気象測器(NIHON KISHO SOKKI CO, LTD. TOKYO)製です。
大きさはメイソンの三吋とほぼ同じで、雰囲気も良く似ています。
ケース左上にある小さなネジを緩めると目盛盤の外周の高度目盛りを動かして調整することが出来ます。
高度の測定範囲は1000メートルまでです。先日、上高地へ連れて行ったら振り切りました。笑
革ケースとムーブメント
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ヒゲぜんまいの反対側にベローズがあり、ベローズはこのサイズでは珍しく2枚1組です。
TAMAYA ブランド
Surveying Altimeter
TAMAYA & CO. TOKYO
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玉屋のブランドです。物としては同じですが、ケースの構造に少し違いがあり、
こちらのほうが若干時代が古いと思います。
大正時代の広告
Aneroid Mountain Barometers.
大正6年の銀座玉屋「玉屋商店商品目録」より
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動作確認方法
ところで、気圧計は時計と違って動作確認の方法がわからないと良く耳にしますので、
簡単なチェック方法を記しておきます。
- 示針が超低気圧を指している
→おそらく故障している、空ごうが駄目な可能性大、針が緩んでいるだけなら簡単に直ります
- 示針が現実的な値を指している
→おそらく正常、但し高度計の場合は固着が無いか要チェック
- ビニール袋に入れ空気を入れて口を閉じ圧を掛けてみる
→動けば固着なく正常
上記チェックで動作すれぱ機械は生きています。示針が緩んでいる場合などの故障がなければ、微調整だけでほぼ正常な示度が得られると思います。
ただし、アネロイド気圧計に高度目盛りを付したものは、天候状態に影響されます。
気温にも湿度にも影響されますから、高度計の示度には若干の誤差を伴うことを覚えておいてください。
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