18. 明治期鉄砲町時代
掲載許可:株式会社ホッタ
名古屋の堀田時計店が明治16年に鉄砲町1丁目に移転して、明治28年にその店舗屋上に時計塔を設置した鉄砲町時代の様子を木版画に描いたものです。
この時計塔の機械は第二回内国勧業博覧会に出品、受賞され会場を飾った数少ない金田市兵衛作の国産時計塔であった事でも有名です。 明治錦絵調の雰囲気の出た時計塔傑作版画です。 この版画は額装でなく、たとう入りでした。
金守世士夫(かなもりよしお)先生略歴
- 大正十一年富山県に生まれる
- 棟方志巧画伯に師事し 日本版画協会展 国画会展に出品し 昭和二十七・二十八年国画会賞受賞
- 昭和三十三年ニューヨーク・セントジェームス展三位入賞
- 昭和四十三年カナダアメリカの文化祭に招待さる
- 東京国立近代美術館・ニューヨーク近代美術館などに作品収録さる
- 昭和四十五年限定版画集「湖山」・昭和五十年「湖山幻涵」発表
- 昭和五十一年季刊銀花二十六号に金守世士夫特集号発刊さる
- 昭和五十四年嘉門安雄ブリジストン美術館長を顧問に「版画芸術院」を創立
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