12. KH印 暗室時計 【精工舎】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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精工舎 SEIKOSHA |
昭和30年頃 |
高 四寸 幅 三寸六分 文字板 三吋半 |
毎日捲き、60分タイマー |
前頁のタイマーはビー機械のため品質はイマイチですが、 こちらはゼンマイ目覚ましの定番であるニューコロナやコロナの機械を流用したものであるため、よく出来た製品です。 製造期間が長かったようで、いろいろな種類があり、 初期はこのようにスモールセコンドで、後年になるとセンターセコンドに変更になっています。
ルーレットのような文字板と太く赤い夜光針の組み合わせ、これは戦前のヘソ目の暗室時計のデザインを継承しています。 ヘソ目暗室時計は関連ページのリンクより参照ください。
天輪をストップさせる機構は欠品していましたが、 お正月休みの時間を利用して部品を作成し(ヤスリで二時間かけて部品を削り出し!)復活させました。