13. 黒硝子正角リス 【精工舎】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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精工舎 SEIKOSHA |
昭和12年頃 |
高 18.5p 巾 20p 文字板二吋半 |
八日捲きビー、 黒硝子枠アンチモニー装飾 |
リスは葡萄との組み合わせは古くから多幸・多産を象徴する吉祥とされているため「リスと葡萄」と呼ばれることが多いですが 正式名称は「黒硝子正角リス」です。
置き時計は昭和初期に多くの新製品を頻繁に投入していましたが、昭和10年以降に発売されたものは戦争により短命に終わったものが多く、この時計もそんな一つと思います。
私が確認している精工舎のリス意匠は同時期に3つです。 正角ビー葡萄(毎日巻き)、こちらもリスと葡萄の意匠ですが、名前は「葡萄」です。 それと、硝子ビー二本柱(毎日巻き)、こちらは硝子枠二本柱の上にちょこんとリスがいて葡萄はありません。 そして八日巻きビーは、この黒硝子正角リスです。 リスの意匠はそれぞれ微妙に異なりますが、この時計のリスは耳が長いのでエゾリスなのかもしれませんね。
昭和11年2月カタログより
リス意匠の仲間です。 ビーですが、一度も見たことがありません。
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