4. 正角ビー バラ 【精工舎】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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精工舎 SEIKOSHA |
昭和六年頃 | 文字板二吋半、 高 四寸八分、 巾 四寸六分 | 彩色硝子枠ビー、毎日巻 |
正角ビーシリーズのバラ。これもタンクと同様に 昭和3年の定価表には存在せず、昭和6年のカタログには存在しているので、昭和5〜6年が製造開始時期と考えます。
高級な硝子枠で硝子の透明感と彩色部分のコントラストが絶妙です。 透明な硝子を用いながら内外両面に彩色を施し中の機械が見えないようにしています。 文字板のデザインもなかなか素敵です。 一般的な角形文鎮が1円40銭程度のところ、タンクは3円、バラは4円25銭でした。
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文字板は銀色文字板。 機械は普通のビーです。コハゼバネが真鍮で一体型のものでバネに亀裂が入って機能しない状態でした。部品はたくさんストックがあるのですが、 この一体型はまた直ぐに壊れるため、機能性重視でピアノ線で補修しました。 硝子枠は底に PATENT NO.3393 とあります。
ビーのコハゼは1000台は修理できそうなほどのストックがあるのですが、壊れやすいのです。この部品。
昭和6年カタログより
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