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硝子枠

6. 硝子ビー衝立 【精工舎】

No.1057 硝子ビー衝立

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
精工舎
SEIKOSHA
昭和12年頃 高 四寸五分
巾 五寸五分
文字板二吋
毎日巻ビー、 硝子枠、 三円(昭和十二年 精工舎カタログより)

硝子時計の中では、珍品の部類でしょうか?
厚さ1.5cm位の硝子の衝立の中にビーの機械がはめ込まれています。
透明ガラスで裏側からレリーフ状に景色の富士山などが彫り込まれています。 型ガラスでしょうが裏側が曇りガラス状にサンドブラスト処理され、緑に彩色されています。 厚いガラス衝立を挟むようにクロームメッキの枠が硝子を締めています。 硝子の両下端の白い部分は欠けを補修したものです。 富士山に五重塔とはどこの景色でしょうか?輸出手の安直なデザインとも取れます。 でも光に当たると大変面白い効果が出て楽しいものです。

昭和12年カタログより

No.1057 硝子ビー衝立

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