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アンチモニー枠 毎日巻機械

8. カチカチ山 【東京時計】

No.365 日巻 カチカチ山

正面

裏側

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
東京時計製造(株)
(東京)
昭和2年販売開始(推定) 兎ノ高サ六寸二分 (全高18.8cm) 毎日捲きビー機械、アンチモニー枠

おばあさんの仇討ちをしようと、うさぎはタヌキを誘って焚き木拾いにでかける。
焚き木を背負って山をおりる途中で、うさぎが「重たい、重たい」 と言うと、タヌキはうさぎのぶんも背負ってくれて、 タヌキが二人の分を運んでいる後ろから、うさぎが火打ち石でカチカチとタヌキの背負っている焚き木に火をつける・・・ 「カチカチ山」は、たしかそんなお話です。

この時計、巷に出まわっているほとんどが「リプロ」です。 オリジナルがこの東京時計であること自体知る人は少なく、正式名称やカタログ画像はもしかして本邦初公開!でしょうか? (下の画像は東京時計昭和8年カタログより)
アンチ日巻きビー機械で、文字板に東京時計のマークがあります。 画像の時計にはありませんが、オリジナルは「黒漆台付」とありますのでオリジナルには 絵に有るような木製漆塗り台座が付くのが完品と思われます。
こっそり、教えますが、リプロ品はうさぎの人相(?)が悪く、持っている棒が短い、そして裏の仕上げが悪いです。

東京時計昭和8年カタログより

八日巻もあった

No.254 二吋八日巻 青銅 カチカチ山

毎日巻は秒針付ですが、八日巻は秒針ナシで針のデザインも違うようです。
兎自体の大きさは同じようですが、台は違います。なにより桐箱入りの、「箱入り兎」だったようです。(笑)
二吋八日巻青銅類となっており、卸値が何と超高価な単価26円!ですので青銅というのはアンチではなく、 ホントのブロンズだったと思われます。

意匠登録について

意匠出願・登録の年代から製品は昭和2年販売開始と考えられ、「No.254二吋八日巻 青銅カチカチ山」がまず先に販売され、 その後「No.365 日巻 カチカチ山」が販売されたようです。

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