8. 明治30年代の服部時計店
明治35年 銀座四丁目の地図
明治35年の銀座3丁目4丁目、尾張町1〜2丁目(後の銀座5丁目、6丁目)地図から、銀座4丁目附近を抜粋したものです。
赤矢印▲のところは、「時計商 服部金太郎」の服部時計店
青矢印▼のところは、「時計商 京屋支店 水野伊和造」
服部時計店と京屋銀座支店が近い事が実感できます。はす向かいに構えた時計塔は銀座のシンボルとして壮観だったでしょう。
明治之銀座尾張町図
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有名な明治の西洋館シリーズの珍しい肉筆ガラス絵版、銀座4丁目の服部の時計塔が大きく描かれた傑作です。
近岡善次郎
1914年、山形県新庄市生まれ、東京・文化学院を卒業後、美術団体「一水会」草創に携わり、
以降重要なメンバーとして活躍された。1943年頃から始められた、全国300カ所以上を取材した「明治西洋館」シリーズは、
美術の枠を超えた文化的な業績として高い評価を受け、切手の原画などでも知られている。
今年(平成19年6月2日)92歳で亡くなられた偉業を偲んで。
京屋銀座支店(おまけ)
明治20年代の銀座4丁目から京橋方面を望む
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