8. 8頁 - 時計の裏面 天府と緩急針
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時計の盤面
以上の方法によりて時間を直すもなお毎日遅速ある時計は右の方法を以て正当の運動に直すを得べし
時計の裏面器械に天秤機即ち天府と称する図の如き上図に緩急針と称する小なる針あり
其針左右に横文字にてFとS或いはAとRの字を彫記あり
FとAとは運動を急にするの譜にしてSとRは運動を緩にするの譜なり
其台に彫記したる「分」は大低「一分」に時間の一分三十秒に相当するを以て若し仮に三分進むとせば
小刀の如き物を以てFSの間にある緩急針を・・・
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