7. 7頁 - 時計の裏面 龍頭巻
時計の盤面
龍頭巻は龍頭の傍に突出したる小なる穴あり
其穴の中に栓あり其栓を爪頭にて押付け居り龍頭を動かせば長短針を自由に左右に動かし得べし
然れも高妙の器械に至りては此例に據る能はす即ち表蓋を開かば盤の外縁に小なる穴あり
其穴に弓形の栓あるを以て之れを爪ふー頭にて引出し置き龍頭を動かせば自由に長短針を動かすを得べし
若し此仕掛けなきものは少しく力を入れ龍頭の頭のみ引出し置き其頭を左右に動かすにより随意に長短針を動かすを得べし
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